イチローがヤンキース地区Vに果たした功績
■独走一転、苦しみつかんだ地区優勝
それは10月3日(現地時間。以下同じ)のヤンキース対レッドソックス戦、7回裏1死一、二塁からイチローが右中間への2点タイムリー二塁打を放った直後のこと―――。
2位のオリオールズがレイズに1対4で敗れたとの報が届き、ヤンキースの地区優勝がついに決定。その瞬間、ジャンボトロン(大型スクリーン)には「2012年アメリカン・リーグ東地区制覇」のグラフィックが踊り、スタジアムは爆発した。
■キャッシュマンGM「イチローが来てくれて良かったよ」
そんな状況下で迎えた最後の約半月の戦いの中で、7月23日の電撃トレードでチームに加わっていた背番号31が果たした功績は大きかった。
特に9月19日のブルージェイズ相手のダブルヘッダーで8打数7安打と爆発したのをきっかけに、イチローは驚異的な絶好調期間に突入。9月19~23日には6試合で25打数15安打、2本塁打、6盗塁の大活躍で週間MVPも獲得した。
ヤンキース移籍以降の通算成績も、67試合で打率3割2分2厘、5本塁打、27打点、14盗塁と全盛期をほうふつさせる見事な数字が並んでいる。
「イチローはグレートプレーヤー。偉大な選手が素晴らしいプレーをしたからって驚くべきではない。私たちが彼の獲得を望んだのには理由がある。彼が来てくれて良かったよ」
ブライアン・キャッシュマンGMに「イチローのこれほどの活躍は驚きだったか」と聞くと、一応はそんな答えを返してくる。
そうは言っても、このGMはトレード成立前、打率2割6分1厘と低迷していたイチローに「左投手相手の日は欠場」「打順は下位」「守備位置はレフトに転向」といった移籍後の起用条件を突きつけたと報道されている。
現に前述した9月19日のダブルヘッダー直前までは4戦中3戦でスタメン落ちしていたことが示す通り、獲得された当初は完全な脇役の扱いだった。
しかし、特にヤンキースが9月15~22日に果たした貴重な7連勝は、イチローの活躍抜きにはあり得なかった。最終的に2位のオリオールズとはわずか2ゲーム差で今季を終えたのだから、この時期の連勝の意味がどれだけ大きかったことか。
そしてその7連勝後も、デレク・ジーターとイチローの新1、2番デュオはヤンキース打線の起爆剤としてほぼ定着していった。
ヒットメーカーぶりが復活し、3つのポジションどれを任せても安心の外野守備も健在。38歳のスピードスターは、こうしていつの間にかチームになくてはならない存在になっていったのである。
さて気になる個人成績や、来年度もヤンキースはイチローと契約するのか?という話題に触れたいと思います。
まず今季成績、打率(283)178安打。3割、200本安打ともに今年も達成できませんでしたね
ただ、ヤンキースに移籍してからの成績は打率(322)と絶好調でしたが、このまま試合がもう少しあったとしても、これが続くとはあまり思えませんでした。
やはり、今期ダメなら・・・という思いからそれなりに無理はあったと思う。
なので逆にこの辺でシーズンが終わって良かったとおもいます。
しかし、イチローの年齢からすると、今期の成績は決して悪くはない。盗塁も29とまだまだ走れる!
という事は、ワールシリーズへ向けての活躍次第で、来年再度1年の契約延長はあるのでは?と考えられます。
是非もう1年ヤンキースイチローを見たいので、頑張ってほしい!
まずは地区優勝おめでとう^^!
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